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その6の続き。
前日2日目は肥薩おれんじ鉄道、JR肥薩線、くま川鉄道を乗りつぶし、宮崎にて1泊。
翌3月20日(火)、鈍行旅3日目、朝5時のJR宮崎駅改札口。
この宮崎駅は2面4線構造の高架駅であるが、1・2番ホームと3・4番ホームに繋がる改札がそれぞれ別になっている。
国内だと帯広駅の構造がこれに近い。
本日最初に乗るのは、下から2段目、5:33発の志布志行だ。
18きっぷに2回目のスタンプをもらってホームへ。
宮崎駅の駅名票は、JR九州の他の駅のものとは少し違うデザイン。
留置中の783系CM-2編成。
05:33、日南線 普通 志布志行1923D(キハ40 8099)は発車。
伊比井駅停車。
外はまだ薄暗い。
途中駅ですれ違った列車のサボ。
折り返し後の行き先も含めたなかなか複雑な表記である。
太平洋岸をゆく。
大堂津駅停車。
大堂津~串間付近は内陸部を走る。
日向大束駅に停車。
2日前の指宿枕崎線以来の「汚れた駅名票」。
串間駅に停車。
ここ串間で乗客は私1人だけになってしまった。
畑作地帯をゆく。
福島高松駅に停車。
福島・高松と県庁所在地のようだが、ここは宮崎県である。
内陸のようだが、奥に見える丘のうしろは海。
再び海沿いへ。
この辺りからトンネルが多くなる。
遠くの岬の上に何やら建物が見える。
またトンネル。
先ほど見えたのはこの丘の上、ダグリ岬にある建物だろう。
国道と並走する。
大隅夏井駅に停車。
終点の志布志駅は次だ。
ホームのミラーに映るキハ40 8099。
ラストスパート。
撮影した大隅夏井→志布志の風景動画。
8:36、終点の志布志駅に到着。
何故かこの駅の線路終端標識は通常サイズのもの。
ホームに立つ名所案内看板。
駅舎外へ。
停車するキハ40 8099と日南線89kmポスト。
少し引くと側線の跡のような土地が広がっていた。
かつてこの志布志駅は、日豊本線国分駅から分岐し鹿屋駅を経由する大隅線、同じく日豊本線の西都城駅から分岐し岩川駅(曽於市)を経由する志布志線、そして今しがた乗車してきた日南線の3線が集うターミナル駅であった。
1987年3月に最初の2線が廃止された後は、現在に至るまで日南線の終着駅であり続けている。
志布志駅前から延びる道路。
この道路は旧大隅線・志布志線の線路敷であったところ。
その8に続く。
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