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その18の続き。
門司港周辺を散策・北九州銀行レトロライン乗りつぶしをした後、門司駅までやってきたところ。
ついに10日以上居た九州に別れを告げる時がきた。
12:30、山陽本線 普通 下関行 5164M(モハ415-111(2両目) 4両編成)乗車。
関門海峡トンネルを抜けていく。
12:37、終点・下関駅到着。
117系が見えることで、本州の直流区間に入ったことを実感させられる。
下関駅の駅名票。
JR西日本の営業エリアだ。
下関駅改札口。
改札機の切符投入口上が青く光っていることでわかると思うが、この駅はICカード乗車券対応駅である。
しかし利用エリアは九州方面とひとつづきということもあって、JR西日本のICOCAエリアではなく、JR九州のSUGOCAエリアとなっている。他社JRのICカードエリアになっているという珍しい例だ。
下関駅入場券(券売機券・小児券)。
駅コンコース。
ふぐの街だけあって、天井の至るところにふぐのマスコットが貼られている。
駅舎外へ。
少し手前から駅入口を望む。
改札内へ戻る。
山陰線の列車と思われるキハ40系。
13:12、普通 岩国行 3546M(クハ115-310(先頭車、広セキ所属) 4両編成)乗車。
山陽路をひたすら東へ。
16:36、終点・岩国駅到着。
米軍海兵隊岩国基地の最寄りとあってか、アメリカ人と思しき利用者が目に入った。
岩国駅前の風景。
再び改札内へ。
駅構内の下関方を望む。
と、ここで入線してきたこの車両。
顔は115系風の東海顔、側面は117系風の両開き2ドアである。
鉄道マニアをやっておいて恥ずかしい話であるが、『115系=3ドア』『山陽地区の両開き2ドア=117系』という思い込みがあったため、私の拙い車両知識では形式の見当が皆目つかなかった。
車番を見るとクハ115-3107とある。てっきり117系からの改造車か何かだろうと早合点してしまった(
注:実際に117系から115系の改造車である3500番台が存在している(参照:国鉄115系電車#3500番台(JR西日本)- Wikipedia))が、手元の携帯電話で調べてみたところ、115系には117系に類似した両開き2ドア仕様で新造された3000番台があるというではないか。
いやはや、守備範囲外にはまだまだ知らない事柄が沢山転がっているものだ、と実感させられたのであった。
岡山行きの方向幕。
17:15、普通 岡山行 570M(広島から374M)(クハ115-3107(先頭車) 4両編成)乗車。
列車内トイレの換気設備なのだが、パソコンや精密機器用に使われるようなファンをどこかから電源コードを伸ばして稼働させるという良い(?)魔改造ぶり。
18:06、広島駅停車。
18:10、列車番号を374Mに変え、発車。
この辺りでよくよく時刻表を見ると、乗車列車の福山駅での停車時間が微妙に長く、かつ福山駅始発の快速列車があるではないか。もしかすると乗り換えが可能かと思ってアナウンスに耳をすますと、やはり快速への接続があるようだ。
19:57頃、福山駅で下車。
19:58、快速サンライナー 岡山行 3738M(クハ117-15(先頭車、4両編成))に無事乗り換え。
20:44、終点・岡山駅到着。
一旦改札外へ出てICOCAを購入し、駅売店で夕食を仕入れた。
岡山駅構内に停車中のキハ187系。
山陰地方の特急列車として運用される車両だ。
キハ283系同様の制御付き振り子式気動車であるが、こちらは短編成で運用するため切妻断面かつ最低2両から編成が組めるようになっている。
21:09、普通 姫路行 1336M(モハ114-1199(3両目) 4両編成)乗車。
22:36、終点・姫路駅到着。
22:41(所定22:37)、各停 西明石行 322M(クモハ223-2099(6号車) 9または12両編成?)乗車。
22:57(所定22:53)、加古川駅下車。本日の行程はこれにて終了。
加古川駅近くのネットカフェへと徒歩で向かい、今夜の宿とした。
8日目:3/25(日)
翌日、旅行最終日の朝はJR加古川駅からスタート。
この日はただひたすら列車に乗り続け、関東へ向かうだけ。
隣のホームに停車中の加古川線用103系。
225系と223系の連結部。
08:35、山陽本線 新快速 米原方面近江塩津行 3218M(モハ223-2181(3両目10号車) 12両編成)乗車。
神戸淡路鳴門自動車道をくぐる辺りで221系とすれ違う。
明石海峡大橋と、淡路島。
いつかこの先の四国へ行ってみたいものである。
大阪駅停車。
前回訪問は2009年7〜8月であったが、当時は大屋根造成前で空が見えていた。
3年のうちに立派な駅に様変わりしたようだ。
滋賀県彦根市にある、フジテックのエレベーター工場の塔。
この辺りから写真撮影が面倒になったようで、写真が1枚も無く、乗車記録のみという有様。よって、以下乗車記録で締めさせていただく。
10:54、終点・米原駅到着。ここからはJR東海管内。
10:57、普通 大垣行 3028F(クモハ313-5008(先頭車) 8両編成)乗車。『米原ダッシュ』に興じたものの、たかが30分、それも8両編成に乗り換えるために頑張ったところでどうなのか、と自問自答する羽目に。
11:29、大垣駅到着。
11:41、新快速 豊橋行 5324F(クモハ313-5007(先頭車) 6両編成)乗車。
13:08、終点・豊橋駅到着。ここで、駅構内改札横の立ち食いうどん屋にてきしめんをいただいた。
13:23、普通 浜松行 5952M(クモハ313-2515(先頭車) 3両編成?)乗車。
13:57、終点・浜松駅到着。
14:10、普通 静岡行 796M(クモハ211-5029(先頭車) 3両編成)乗車。
15:20、終点・静岡駅到着。
15:22、普通 熱海行 1460M(クハ210-5028(3両目) 3+3両編成)乗車。
16:41、終点・熱海駅到着。ついにJR東日本管内へと帰ってきた。
16:44、快速アクティー 東京行 3766M(クハE233-3006(6両目10号車) 5+10両編成)乗車。17:28、茅ヶ崎駅で下車。
17:31、相模線 各停 橋本行 1775F(モハ204-505(2両目) 4両編成)乗車。
18:28、終点・橋本駅到着。
これにてこの日の18きっぷ利用は終了。実質的に鈍行旅もこれにて完結。
2012/03/12(月)〜25(日)と14日間(屋久島含む)にわたっての旅は、やっと終わりを告げた……ように見えるが、なんとこの2日後から鈍行+急行はまなすによる北海道帰還&日高本線乗りつぶしが始まるのであった……
春の九州鈍行旅2012・完結
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