JR北海道は2017年7月20日より、駅が存在する道内101市町村の協力を得て、各市町村毎に選出した1駅の合計101駅(青森県東津軽郡今別町の奥津軽いまべつ駅を含む)各駅において、『わがまちご当地入場券』の発売を開始した(
参照:JR北海道 わがまちご当地入場券 - JR北海道公式サイト)。
デザインとしては、表面に各市町村の鉄道風景、裏面に各市町村の名産品をあしらったものである。
それぞれの入場券には『応募券』が付属しており、この応募券を10枚(同一駅を含まず)1口として応募することで、『北海道の列車カード』がもれなくプレゼントされる。また、1口ごとに沿線自治体の特産品やオリジナルグッズが抽選で贈られる『わがまち★市町村賞』への応募がなされるという仕組みである(
参照:キャンペーン詳細 | JR北海道 わがまちご当地入場券 - JR北海道公式サイト)。
筆者は早速発売当日の旭川駅はじめ、3駅の入場券を購入してみた。
各入場券ごとの発売場所や参加駅については上記のリンクを参考にしていただくとして、今回は富良野線沿線の旭川駅・美瑛駅・富良野駅のわがまちご当地入場券を紹介する。
旭川駅
みどりの窓口にて購入。発売当日の午後に購入したが、券番を見るに既に50枚以上売れている様子であった。
ちなみに、石北本線沿線の全駅にてご当地入場券を購入すると抽選で沿線の宿泊券や特産品が当たるキャンペーンを実施中とのことで、スタンプラリーの台紙もいただけた。
表面。
旭川駅を発車した785系の特急スーパーカムイ。あえて789系にしない辺りは狙っているのだろうか。
裏面。
旭山動物園開園50周年ということで、動物たちの写真。
美瑛駅
JR美瑛駅みどりの窓口にて購入。
表面。
美瑛〜美馬牛間を走るノロッコ号。
裏面。
美瑛の丘と、十勝岳連峰。
富良野駅
JR富良野駅みどりの窓口にて購入。
表面。
こちらも美瑛駅と同様ノロッコ号編成であるが、後追い。
裏面。
『へそとスキーとワインのまち 富良野』ということで、ラベンダーやスキー場等の写真。
最後に
個人的な収集基準として『恒常的に発売されている入場券・乗車券をメインに収集する』というものがあるため、全駅コンプリートまで目指す方針は無い。
しかし、地元・旭川近郊については無人駅の入場券が発売されるせっかくの機会もであるため、収集してみようかなという思いもある。そのため、今後もご当地入場券の紹介記事を書くことがあるかもしれない。
※余談だが、今回の美瑛駅と富良野駅の入場券は、旭川市内からまさかのシティサイクルで訪問し購入した。JRか車で行けば良いものを、サイクリングと称した苦行のついでに赴いた訳である。
日差しに焼かれつつ、美瑛〜上富良野間のアップダウンに辟易しつつ切符収集をしてみると、鉄道や自動車といった文明の利器の素晴らしさを再認識させられるのであった……