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その13の続き。
室蘭市内を出発し、室蘭本線のいくつかの駅に立ち寄り、洞爺湖町までやってきた。
次はこちら、洞爺駅を訪問。
特急停車駅、かつ洞爺湖温泉の玄関口とあってか、立派な造り。
この駅を訪問するのは、2006年の春以来10年ぶり。
駅舎内へ。
みどりの窓口と改札口。
改札上には液晶式の発車標。
タッチパネル式券売機とみどりの窓口。
券売機と窓口の間には駅レンタカーの営業所がある。
反対側は待合スペース内のKIOSK。
右奥はトイレと、その先の洞爺駅交流センターや多目的ホール、駅裏の洞爺湖町役場への階段がある。
洞爺駅入場券(マルス券)。
洞爺駅入場券(券売機券)。
洞爺駅を後にし、国道37号を豊浦方面へ。
狭小トンネルがいくつか続く。
豊浦市街を抜け、豊浦ICの前を通り過ぎたところ。
この大岸駅方面とは逆、右折先の何も書かれていない方向へと進む。
道道32号豊浦ニセコ線。
噴火湾沿いの豊浦町と後志管内のニセコ町を結ぶ道道。
早速現れる「走行注意 6.2km先幅員減少 未改良道路」の標識。
確かに6kmほど進むとゲートが。
道路も心なしか荒れているように見える。
上を跨いでいくのは前日通った道央自動車道。
道央道をくぐると、ついにダート区間の登場。
ここから6kmのダート区間で峠越えだ。
「幅員3mの砂利道 大型車通行困難」
「この先Uターン不可」といった警告の看板が並ぶ。
多少路面に窪みが見られるものの、締まっていて走りやすい。
森の中を登っていく。
待避所の予告。
ちなみに、このダート区間を走っていてすれ違った車はレンタカー1台のみであった。
少し明るくなってきた。
この辺りが峠のようだ。
道道は下りに転じる。
前方が開けてきた。
一見すると畑のように見えるが、左手の植生からすると熊笹が生い茂っているだけのようだ。
久々に電線が現れた。
右手の土地は人の手が入っているように見える。
と思ったら、左手に人家が。
ようやく人里へ降りてきたようだ。
再び舗装路となったが、1車線のまま。
舗装の状態もあまり良くなく、ところどころ窪みがみられる。
2車線になると、道道914号との交差点。
ここをニセコ・蘭越方面へ直進。
この標識、右折方向に「豊浦市街」とある。ここで分岐している道道914号新富神里線とその先の道道702号美和豊浦停車場線を経由するルートが最短経路であろう。豊浦市街から蘭越方面へ抜ける際、今しがた通ってきた経路ではなくこちらの経路であれば、2車線舗装路を快適に走ることができる。
直線区間。
と、ここでふと現れる「新幹線工事を行っています」の看板。
平成34年3月12日まで
北海道新幹線 昆布トンネル(桂台)他工事
とのこと。2030(平成42)年度末をめどに工事が進められている、北海道新幹線新函館北斗~札幌間の工区のうちの1つだ。
北海道新幹線はこの付近で昆布トンネルと新青森寄りの内浦トンネルで挟まれた明かり区間となっており、道道37号を昆布架道橋で跨ぐ予定。昆布トンネルは、北海道新幹線新青森起点263.495km~273.905km地点までの10,410mに渡り掘削されるもの。トンネルそのものの掘削は2014(平成26)年に開始されたとのことである(
参照:北海道新幹線の整備状況 - 暮らしの情報 | ニセコ町 - ニセコ町公式サイト、9 内浦トンネル付近(PDF) - 北海道庁公式サイト)。
蘭越町に入る。
ここにも新幹線工事の看板。
こちらも昆布トンネルの桂台工区であるが、
Googleマップの航空写真で見ると、トンネルの坑口が確認できる。
正面に、スキーリゾートとして知られるニセコの山々が見えてきた。
国道5号に突きあたると、道道は終点。
ここを左折し、黒松内方面へ。
その15に続く。
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