眼下に日本製鋼所の工場を見つつ走る。
幹線道路から山を登っていった末端の住宅街のような雰囲気。
木々に覆われた道道。
稜線上を走っているため、左手には住宅街が広がる。
眼下に見えるのは、新日鐵住金の工場と輪西地区の市街地。
「(36)国道」の標識に従い走る。
久々の2車線路。
右手には潮見公園の駐車場があり、正面の山頂にある展望台へと遊歩道が通じている。
こちらからだと白鳥大橋も望めるとのこと(
参照:室蘭市/潮見公園展望台 - 室蘭市公式サイト)。
坂を下り、平地へ戻ってきた。
国道36号と交差するが、直進。
こちらで交差するのは室蘭新道開通以前の国道36号。現在は市道や道道になっている。
ここを右折。
国道37号と交差する交差点で一旦道道919号トレースは終了。
市街地の一角で運転手を交代し、旧国道36号を再び室蘭駅方面へ行く。
御崎駅。
駅舎自体は無人駅であるが、駅から見て市道向かいの左手にある川村商店にて乗車券を販売している簡易委託駅である。
御崎駅→母恋駅乗車券(前出し総販券)。
御前水ランプの入口前を通過。
隣の駅である母恋駅へやってきた。
御崎駅と同様に簡易委託駅であるが、こちらは駅舎内の窓口をそのまま利用し乗車券類を販売している。
6年前の3月にも訪問し、入場券は購入していたが、乗車券は未購入であったので再訪問することに。
がしかし、一足遅かった。
画像がぶれていて申し訳ないが、平日は7:20~17:40、土休日は7:20~13:00の営業との掲示があった。惜しくも訪問時間は金曜日の17:47、つまりこの7分前に窓口が営業終了してしまったという訳である。
昨年の鷲別駅・幌別駅の件といい、室蘭周辺で乗車券収集をしようとするとどうも調査不足で思うようにいかないジンクスでもあるかのようだ。
その不運に頭を抱えつつも、気を取り直し、室蘭駅付近でくるりと一周して、東室蘭方面へと引き返す。
母恋ランプから、国道36号室蘭新道の自動車専用道路区間へ入る。
ここ室蘭新道は国道36号の終点付近にある無料の自動車専用道路であり、東室蘭駅周辺と室蘭駅周辺を結ぶ旧国道の交通量逼迫により、そのバイパスとして作られたもの。
制限速度60km/hであることや、標識の様式から、先程走った白鳥新道と同様に都市高速道路のような雰囲気を漂わせている。
御前水ランプ
右手の架線柱は室蘭本線。
御崎トンネル
自動車専用道路区間中唯一のトンネル。
仲町ランプ
輪西駅の裏側につながるランプ。
輪西ランプ
この先で自動車専用道路区間は終了。
室蘭新道一般道の区間はここから先、室蘭市日の出町まで続くのだが、我々はここを左折。
一般道の案内標識で電照式というのも珍しい。
まずは鷲別岳の中腹に位置するだんパラ公園キャンプ場に向かい、同行者の設営を手伝う。
設営後、東室蘭地区へ下り、夕食と買い出し。
室蘭名物ということでカレーラーメンを食べようとやってきたのはこちら、じぇんとる麺中島店。
注文したのは、室蘭カレーラーメン(750円)。
辛口のカレースープに、フワッフワのチャーシューが乗っており、ネギとワカメが添えられている。
夏場の訪問であるが、スープの辛さと旨味が合わさり食欲をそそり、思わずスープを完飲してしまった。
その後、長崎屋にて買い物をし、東室蘭駅周辺の入浴施設にて一風呂浴びたのち、キャンプ場に戻り就寝。
なお、私は前日と同様車中泊であった。
その13に続く。
[
道南乗り鉄&ドライブ2016 記事一覧はこちら]