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その7の続き。
朝イチで函館駅前を出発、函館周辺の自動車専用道を走破し、一路北上を開始。
函館平野を抜け、大沼駅へやってきた。
駅舎内、改札口とみどりの窓口周り。
有人駅であるが、券売機の設備は無し。
大沼駅入場券(マルス券)。
次は隣の駅、大沼公園駅へ。
改札口とみどりの窓口。
特急も停車する大沼や駒ケ岳観光の玄関口。発車標の2列車はどちらも特急である。
タッチパネル式自動券売機の設備もある。
大沼公園駅入場券(マルス券)。
大沼公園駅入場券(券売機券・小児券)。
さて、次は駅の向かいにあるこちら、沼の家へ。
ここ沼の家は、1905(明治38)年から100年以上の歴史を持つ「元祖大沼だんご」(
参照:大沼だんご『沼の家』おすすめ大沼の老舗だんご店【はこなび】)で有名なお店。
こちらが大沼だんご(小・390円)の包装と説明書き。
特急の車内販売では「こしあんと醤油」のもののみが販売されているが、店舗では「ごまと醤油」というここでしか味わえない組み合わせのものが購入できる。
だんごを大沼の浮島に例えたというこの大沼だんご。
醤油は甘すぎず適度なしょっぱさがあり、それが胡麻あんの甘さを引き立てるという良い組み合わせ。白玉粉で作られたつるんとした団子とよく合っている。
団子を少し賞味したところで出発。
国道5号へ戻ったが、すぐに別の道へ。
ここから道央道を走る。
[20]大沼公園IC
2016年11月現在の道央道の南端、そして道内高速道の有料区間南端でもある。
1km先の料金所予告。
大沼公園本線料金所を通過。
ここ大沼公園ICより南、七飯ICへは新直轄方式での建設が進められている。完成時は無料での供用が予定されているため、ここに本線料金所が設けられている。
そのためおそらく道内有料区間の最南端はこのICであり続けるのだろう。
[19]森 8km
[18]落部 2km
室蘭 161km
ここから室蘭ですら札幌~旭川間の距離より長い。
[19]森IC
鷲ノ木遺跡トンネル。
ここは本来切り通しで計画されていたところ、建設中にストーンサークルが発見され、その保護のために工法をトンネルに変更した場所。
札幌まで250km。
250kmは室蘭経由の距離であるため最短距離ではないものの、札幌~旭川1往復の距離とほぼ同じ。
八雲町に入る。
カントリーサインは太平洋側の旧・八雲町と日本海側の旧・熊石町のコラボレーションだろうか。
[18]落部IC
P 八雲 3km
P 静狩 50km
大沼公園ICから道央道に入って初のPAが現れた。
なお、大沼公園IC~森IC間に駒ケ岳PAの、八雲IC~国縫IC間に国縫PAの建設計画があり、用地も確保されている。
八雲PAはハイウェイオアシスと「丘の駅」が併設されている。
という訳で八雲PAへ。
道内の高速道有料区間では唯一(HWO部分を含めると砂川SAに続き2箇所目)の上下線集約型SA・PAである。なお、ここは砂川HWOと違い自動車での上下線の行き来(折り返し)はできない。
道央道に近いエリアにトイレがある。
北海道新幹線開業を祝う看板と、給油施設案内、そして夜間通行止め案内の看板。
道内の給油施設はこの4箇所しかない。特に道東方面は池田ICまで有料区間であるにもかかわらず、札幌近郊の由仁PAが最後の給油施設となってしまう。そのためこのような警告がなされているものと思われる。
こちらは駐車場を挟んでトイレと反対側にある「パノラマ館」と「丘の駅」。
ここ八雲PAのハイウェイオアシスは八雲町営の噴火湾パノラマパークと隣接している(参照:
施設案内・利用案内 | 噴火湾 パノラマパーク)。
パノラマ館はそのパークのビジターセンターとのことで、子供向け遊具や学習室、カフェ等がある。
隣のこちらは八雲町情報交流物産館丘の駅。
こちらは地域の特産品などを取り扱っているとのこと。
パノラマ館裏手からはまさに噴火湾を一望できる。
PAを後にする。
前方に八雲町の市街地が見えてきた。
[17]八雲IC
ここで一旦道央道を降りる。
ICを出て、国道277号の交差点を左折。
ここ八雲町は2005年10月1日にかつては太平洋側の自治体であった旧・八雲町と日本海側の自治体であった旧熊石町が新設合併し、新たに二海郡八雲町として誕生した町である。
国内で唯一日本海と太平洋の両方に面する自治体であるが、旧2町間を唯一結ぶのがこの雲石峠を経由する国道277号である。
雲石峠は霧の中。国道277号は道内の国道としてはあまり線形や道幅が良好とは言えないところもあり、八雲町内の重要な幹線道路として雲石道路として改良事業が進められている。
という訳で、霧の中をくぐり抜け、熊石地区の国道229号へと下ってきた。
その9に続く。
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