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その5の続き。
今回の記事は駅巡りの旅ながら、駅の画像は最後の藻琴駅くらいになってしまった。
代わりといっては何だけれど、屈斜路湖の展望画像の数々でお許し願いたい。
野上峠を下り釧路管内に入った我々だったが、再び山を登っていき着いた先はこちら。
屈斜路湖(
※注:パノラマ合成画像)を望む、藻琴山展望駐車公園。
北海道内で広く見られる「駐車公園」。
英訳が"Parking Park"という何とも言えないものになっていることも、当ブログ中では何度か言及済み。
屈斜路湖は道内第2位の大きさを誇る。奇しくも前日見たサロマ湖と並び、道内の湖面積ランキング上位2つを巡ることとなった。
川湯温泉や硫黄山(アトサヌプリ)の存在から、ここがカルデラ湖であることは容易に想像がつく。国道243号は美幌峠で、国道391号は野上峠でこのカルデラの外輪山を越える形となる。
中央右に川湯温泉の街が見える。
中央で噴煙を上げているのは、硫黄山(アトサヌプリ)。
山並みのさらに奥には雄阿寒岳が。5年以上前に登ったのが懐かしい。
今回の我々の足、マツダ・デミオ。
次に目指すのは、正面に見える藻琴山への登山口があるハイランド小清水725展望台。
道道587号
跡佐登小清水線との交差点を直進。
跡佐登とは、硫黄山を指す「アトサヌプリ」に漢字を充てたもので、地名としては硫黄山付近一帯を指す。その「アトサヌプリ」という語はアイヌ語の「アトゥサ」(atusa, 裸である)と「ヌプリ」(nupuri, 山)に由来し、裸の山を意味するとのこと(
参照:アトサヌプリ - Wikipedia)。火山ガスにより禿山となっている硫黄山を形容するに相応しい語であろう。
藻琴山シェルターをくぐる。
「藻琴山登山道入口」の標識が見えたところで左折。
ヘアピンカーブを登っていく。
ハイランド小清水725(
参考:ハイランド小清水725 | 北海道小清水町 - 小清水町HP)の駐車場に到着。中央の山が藻琴山だ。
駐車場脇の展望台からは、先程の駐車公園よりも高い視点から屈斜路湖を眺めることができる。
(
※パノラマ合成画像)
展望案内図。
展望台から少し下る遊歩道を進む。
遊歩道の途中からは斜里岳が望める。
ここも5年以上前に登った山だ。晴れていると、山頂からは大雪山連峰や知床連山を一望できる良い山である。
遊歩道を進んだ先には、屈斜路湖の大展望。
(
※パノラマ合成画像)
駐車場へ戻る途中で、また斜里岳と知床連山を一枚。
藻琴 34km
東藻琴 19km
ハイランド小清水725から下り、道道102号に戻ってきた。
ここから道道起点の網走市藻琴までひたすら山を下っていく。
右手にオホーツク海を遠望しながら山を下る。
大空町に入る。かつての女満別町と東藻琴村が合併してできた比較的新しい自治体だ。
藻琴山登山道入口の標識がある。
左手にはかつてもことやま温泉が存在したのだが、訪問の数年前に既に廃業していた。
東藻琴芝桜公園の入口前を通過。
この辺りは芝桜で有名で、例年5月下旬になると園内一帯が芝桜で埋め尽くされる(
参照:ひがしもこと芝桜公園 - 公式サイト)。その有名さの度合いは、今走っているこの道道に「芝桜花街道」の愛称が付けられているほど。
平地に下りてきた。
東藻琴の市街で国道334号と交差。
まだまだ平地をじわりじわりと海に向かって下っていく。
藻琴湖の脇を往く。オホーツク海はそろそろだ。
網走市藻琴の集落に入り、国道244号との交差点が近づいてきた。
JR藻琴駅前、国道244号との交差点が道道102号網走川湯線の起点だ。
ここを左折し、女満別方面へと向かう。
その7へ続く。
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