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その3の続き。
旭川から遠軽駅を経由し、網走へとやってきた道東駅巡りの旅、2日目。
網走湖畔の呼人浦キャンプ場にて一夜を明かした翌日、9月20日の日曜日の朝。
こんな感じで、9月下旬にもかかわらず、シルバーウィークということもありライダーがずらり。
という訳でテントをさっさと撤収し、出発。
この日の行程は網走周辺・小清水峠方面を周り、美幌や北見を初めとした石北本線の駅を訪問して旭川へと帰還するもの。
市内のセイコーマートにて朝食を調達したのち、道の駅流氷街道網走の脇を通り、
網走市内の道道23号網走停車場線を同行の知人の撮影がてら走行。
せっかくなので、昨日立ち寄った網走駅に今朝ももう一度ご挨拶。
そのままオホーツク海沿いの国道244号を斜里町方面へ走行し、本日最初の訪問駅はこちら。
JR釧網本線・北浜駅。
出札窓口の跡が残る無人駅。
駅舎内には訪問者のものとみられる切符や名刺が所狭しと貼り付けられていた。
北浜駅からの運賃表。
時刻表。2時間に1本ほど、1日9往復の運転。
壁や天井の「耳なし芳一」具合はこんな感じ。流石に天井は貼るのが大変なのか数は少なかった。
ここ北浜駅の駅舎の一角(というかほとんど)には「停車場」という名の喫茶店が営業している。
さてホームへ。
名所案内看板。
看板中に「小清水原生花園」があるのだが、鉄道でのアクセスの為に夏季は「原生花園駅」が開設されるので、ここからわざわざ歩いて行くような人は居ないかと思われる。
ここ北浜駅は「オホーツク海に一番近い駅」として宣伝されていることで知られ、その景色を眺めるためかこのように展望台が設置されている。
展望台から見た網走方面。
ここオホーツク海は冬には流氷が押し寄せることで有名な場所。冬はさぞ壮大な風景が見られるのだろう。
中央の丘の上に市街が見える。駅周辺の市街だけを見ると網走市はとても小さな街に見えるのだが、この丘の上に網走の市街のうち半分以上が存在しており、商店も多数立ち並んでいる。
とここで、ちょっと海岸をズームしてみる。
するとご覧のとおり、ニョキニョキと釣り竿が網走市内からずら~っと生えている。絶好の釣り日和なのだろう。
反対側、知床連山を望みたいところだったのだが、この逆光具合では望めず。
さらに東へと国道244号を進む。
やって来たのはこちら、小清水原生花園。
湿原のほとりに佇むバス停がいい絵になっている。
早朝とあって、インフォメーションセンターはシャッターが下りている。
ここから釧網本線の踏切を越えて、原生花園の展望台へ。
釧網本線の網走方面を望む。
レールの左右にある枕木は、かつて試験運行していたDMVの踏切通過時に、後輪のゴムタイヤがダブルタイヤになっているうちの外側のタイヤがスムーズに通過できるように設置されたもの。
こちらがJR原生花園駅。夏季のみの臨時駅。
臨時駅ではあるが、富良野線のラベンダー畑駅のような仮設ホームではなく、鉄骨とコンクリートで作られた、常設と同等のホームが設置されている。
線路と海岸は、この小清水原生花園によって隔たれている。
ハマナスなどの植物が群生する海岸の向こうに、網走の丘が見える。
小清水原生花園を出発しようとしたその時、釧路行の普通列車がやってきた。
国道から線路沿いの小清水町道へと入り、釧網本線の次の駅・
止別駅へ。
途中、止別川を渡る橋のたもとに、釣り人の車がたくさん。シルバーウィークに釣り場所を確保するのは長い海岸とはいえ大変そうだ。
その5へ続く。
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