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その1の続き。
駅巡り一発目の上川駅に立ち寄って入場券を購入したところ。次の有人駅である遠軽駅を経由し、本日の目的地・網走方面を目指す。
我々の車は浮島ICを通過し、北見峠越えの北大雪トンネル(4098m)へと入る。
間もなく出口。
ここからは分水嶺を越え、網走管内もといオホーツク総合振興局の遠軽町となる。
[4]奥白滝ICを通過。
ここは旭川紋別道開通時当初、上下線共用の白滝PAとして供用されたもの。その後、北大雪スキー場などへの利便性向上のため、非常用通路を拡幅してICにした経緯がある。
石北本線にも奥白滝駅があったが、2000年代前半に信号場に格下げとなってしまっている。
左手に虹が。
[6]白滝IC
遠軽町合併前の旧・白滝村の中心街へはこちらから。
旧白滝~丸瀬布の暫定開業時に供用された、旧白滝仮出入口のランプ部が見える。
旧白滝というと、2016年3月をもって廃止予定の石北本線旧白滝駅が思い浮かぶ。名前に「新」がつく駅やインターチェンジは数あれど、「旧」がつくものはここ旧白滝くらいしか無いのではなかろうか。
白滝トンネルに入る。
白滝トンネル出口。
カルバートになっている箇所は国道333号を潜る部分。
[7]丸瀬布IC
2015年9月現在の旭川紋別道の最東端にして終点。
国道333号に出る。ここを右折。
国道333号沿いにちらほら旭川紋別道の延伸工事の様子を見つつ、遠軽方面へ。
遠軽駅に到着。
改札口とみどりの窓口周辺。
みどりの窓口。
自動券売機。
2011年9月の前回訪問時はボタン式だったものが、タッチパネル式に更新されていた。
購入した入場券の紹介。
遠軽駅入場券(マルス券)。
遠軽駅入場券(券売機券小児券)。
こちらは2015年9月購入の170円の券。
4年前の秋、2011年9月に訪問した際に購入した券売機券。消費税が8%に増税される前の160円時代の券だ。
字体の違いから、券売機が更新されたことがお分かりかと思う。
駅舎前から駅前通りを望む。
遠軽駅を発ち、本日の目的地・網走方面へと向かう。
最短ルートの国道333号経由ではなく、ちょいとサロマ湖方面へ寄り道。道道244号遠軽芭露線を行く。
峠を越えると湧別町。
農村地帯を行く。
パソコンのデフォルト壁紙に入っていそうな牧草地。
道道は国道238号に突き当たる。
網走方面はここを右折。
だが、我々はさらに数百m直進。
正面にあるのは「サポートセンターばろう」という老人ホーム。
この施設の軒先の石碑が、ここに旧国鉄湧網線芭露駅があったことを物語る。
かつての駅舎は2006年夏に取り壊されてしまったそうだ(参考:
芭露駅 - Wikipedia)。
他に駅であったことを物語るものといえば、街路灯の六角形のシールが、道道491号芭露停車場線であることをひっそり指し示しているくらいか。
芭露駅跡を探索ののち、旧国鉄湧網線とほぼ並行する国道238号を網走方面へと向かう。
数km先に、サロマ湖を展望できる「湧別町水芭蕉群生地」の駐車場があったので立ち寄る。
すると、遊歩道脇の草地に鉄道林を示すこんな標識が。ここも廃線跡のようだ。
サロマ湖。
面積152km^2で、北海道最大の湖だ。国内でも琵琶湖・霞ヶ浦に次いで3番目の面積を誇る。
湖とはいえ海岸線に接しており、オホーツク海との間に2箇所の切れ込みがある汽水湖である。
ホタテやカキの養殖がさかんで、沿岸の旧・常呂町(現・北見市)はホタテで有名な自治体の一つだ。翌日、このホタテを活かした北見市のB級グルメをいただくことになるが、それについてはまた後ほど。
左前方の対岸の砂州上に、集落が見えた。
ここは
登栄床という集落で、漁港があるようだ。
少しサロマ湖を眺めたら出発。
その3へ続く。
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