ここで一旦、
3年前(2011年9月)の稚内駅の様子を見ていただこう。
現在は屋根もかかり、地面もタイル舗装になって綺麗になった。
駅舎の真ん前には、車止めを用いたモニュメントが設置された。
駅舎側からモニュメントを見る。
駅舎内に移設される前の「最北端の線路」の看板はたしかこの辺りに立っていたと聞く。
かつてはこの先、右奥に見える北防波堤ドームまで線路が続いていたのだろう。
駅舎内へ。
このみどりの窓口にて、入場券を購入。
B型硬券入場券。
券番9853。
D型硬券入場券、「日本最北端の駅」。
表面は前回訪問時に購入したものから絵柄が変わり、キハ261系0番代の特急スーパー宗谷号のものになった。
裏面、券番1551。
日本最北端の駅日本最北端の駅・稚内駅は、昭和14年2月1日に稚内港駅(昭和3年12月26日開駅)を稚内駅に、従来の稚内駅を南稚内駅に改称しました。前駅舎(昭和40年10月1日落成)を経て現在の駅舎が平成23年4月3日に開業しました。稚内の地名は、アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ」(冷たい水の出る沢)が語源となっています。
説明文は前回購入時の稚内駅舎のものと同一。
総販券の入場券も購入。
そういえば、風の噂ではあるのだが、JR北海道では2015年に入った頃からなのか総販システム(JR北海道内専用の切符用通信・発券ネットワーク)を使っての発券がほとんど行われなくなったと聞いた。
士別でもマルス券での発券だっただけに、切符収集鉄としては気になるところである。
なお、券売機にはシャッターが下りていた。
可能であれば券売機券も購入したかったのだが、早い時間だとシャッターを上げていないのだろうか。
待合室。椅子に列車内用の優先席ステッカーが貼ってあるのがなかなか。
ガラス越しに見える「最北端の線路」の看板も以前のまま。
違いといえば線路右側に複合施設が建ったことか。
「最北端の線路」の看板を、入場券と、その購入時に貰った来駅証明書とともに。
駅舎内はこのように複合施設となっている。
しかし時間的にまだ早かったのか、売店等は営業していなかった。
キリル文字の入った青看。これを見ると稚内に来た感が高まる。
旭川から延びる国道40号の終点、かつ留萌へと延びる国道232号の起点である。
なお、232号は天塩町まで国道40号と重複しており、実質的な国道起点としてはそちらになる。
稚内全日空ホテルと、その後ろに北防波堤ドーム。
という訳で、やって来ました北防波堤ドーム。
巡視船れぶんは、前回訪問後に新たに船が建造された。
この光景も変わっていない。
吸い込まれるようなドームも健在。
北防波堤ドームを出発、道道稚内港線をたどる。
この道道、地図によって指定経路がバラバラで経路調査に手間取ったが、標識や照明柱の管理者表示によるとこの北防波堤ドームからノシャップ岬方面への道道に通じる最短経路が道道稚内港線の指定区間であるようだ。
商店街を行く。
右の3階建ての建物の屋根に乗る看板が一部しか残っていなかったり、シャッターを下ろした店舗も目立つなど地方都市のシャッター街感は否めない街並みであるが、前回訪問時に昼食を摂った中華料理店(交差点左奥角)は健在であった。
さて、安いガソリンスタンドを探して国道40号へ出た。
前の高架橋は宗谷本線稚内~南稚内間の高架。
宗谷本線をオーバーパスする跨線橋に通じる道路が、国道の稚内方面車線をオーバーパスしている。
日本最北端の白木屋。
日本最北端のマックハウスとすき家(これは
こちらの記事でも紹介した)。
日本最北端のロッテリア。
なおこのロッテリアが入店する地場スーパー・西條には、日本最北のミスタードーナツも存在する。
日本最北端のサーティワンアイスクリーム。
日本最北端のマクドナルド。
市内の最北端巡りが出来たのは良かったものの、ちょうど良さそうなガソリンスタンドも見つからなかったので、南稚内駅裏手のスタンドへと少し戻り、そこで給油することにした。
途中通ったのがこの天北通。名前から分かるように旧国鉄天北線の廃線跡だ。
緩い右カーブが、鉄道跡であることを匂わせる。
レンタカーに給油ののち、海岸沿いを走り、こちらに到着。
稚内恵山泊漁港公園、ノシャップ岬だ。
その9へ続く。
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