シェルター内部。待避スペースもある。
この手のシェルターには鉄骨造のものも多いが、ここはコンクリート製でかなり頑丈。
豊富町に入る。
余談だが、牛が入浴したらしゃぶしゃぶになってしまうのでは。
利尻島がうっすら見える。
稚内 48km
稚咲内 5km
陸側を見ると、土の山が。
泥炭を掘り出しているのか、はたまた客土を入れて土地改良をしているのか。
天塩方面を振り返ってみる。
ここから留萌までは134km、旭川~札幌間の距離に匹敵する。
道道を行く。
稚咲内の集落で内陸へ右折、道道444号稚咲内豊富停車場線に入る。
木々に覆われた小高い丘を越える。この辺りはカーブの連続。
少し行くとこのようにサロベツ原野のど真ん中に出る。
原野を抜け、豊富町市街地にある豊富駅へ。
ここは無人駅だが簡易委託駅となっている。土日祝を除く平日の8:00~16:30のみ、豊富駅から駅員が出向き出札補充券を販売する形態。
昨日通った国道40号と再会。
しかしすぐに元来た道道444号へと右折。稚咲内方面へと戻る。
サロベツ湿原センター 3km
林の中で左折する。
サロベツ湿原センター(公式サイト)に到着。
湿原センターのレストハウス。
「サロベツ」の文字が遠目に見ると「キャベツ」に見えて仕方がない。
ここサロベツ原野はラムサール条約の登録湿地。
地面は藻やススキのような植物に覆われている。
湿原と花の案内。
このように湿原内に木道が延びている。
毒草注意の貼り紙。
湿地の植物として有名なミズバショウであるが、食用すると人体に有害であることもまた
有名である。
辺り一面、低木や草に覆われている。
この先の展望台まで木道が続いているとのことであったが、時間の都合もあり湿原センター周辺のみ散策し引き返すことに。
こちらは湿原センター脇にあった
浚渫船。河川や沼地の水底にある土を掻き出す船だ。
一般的には水深が浅い場所において、水深を深くするために用いられることが多い。
このロータリーカッターで土を掻き出していたのだろう。
説明板。どうやら泥炭を採取するための浚渫船であったらしい。
ここサロベツ湿原センターは、かつての泥炭採掘工場の跡地に建設されたもの。
そのため、失われた植生を回復させる取り組みを2011年のセンター開設後から行っているとのこと。
この辺で湿原センターを後にする。
その7へ続く。
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