[
春の九州鈍行旅2012 記事一覧はこちら]
その3の続き。
鹿児島中央駅を出発し、肥薩おれんじ鉄道を乗りつぶし、熊本県は八代駅に到着。
改札を出て、肥薩おれんじ鉄道八代駅の駅舎。
肥薩おれんじ鉄道八代駅230円区間乗車券(券売機小児120円券)
車内運賃箱用にバーコードがついているのが特徴。
駅前の駐車場をうろついていた野良猫。
そしてこちらが肥薩おれんじ鉄道の駅舎左隣にある、JRの八代駅舎。
改札口とみどりの窓口。
八代駅入場券(券売機小児券)。
ホームへ入る。八代駅駅名票。
ここ八代駅は肥薩線の起点であり、このような大きなキロポストが設置されている。
おそらくSL人吉の絡みだと思われる。
ホームに停車中の815系N005編成。
車内へ。
この815系、運転台やトイレなどのユニットを車体に組み合わせるユニット方式での組み立てをするらしく、まるで車内に電話ボックスが設置されているかのような見た目である。
普通・鳥栖行5328M(クハ814-5)に乗車、ひとまず鹿児島本線を北上。
日本製紙八代工場が駅裏に見えた。
三角線との接続駅、宇土駅に到着。
宇土駅入場券(券売機小児券)。
宇土駅は自由通路につながる橋上駅。
自由通路から八代・三角方面を望む。
2面3線であるようだ。
再び八代方面へ戻るためホームへ。
九州新幹線の高架が並走する。
やってきた普通・八代行5327M、クモハ815-8に乗車。
八代駅にて肥薩線の普通・人吉行1227D、キハ220-1102の単行列車に乗車。
球磨川沿いを上っていく。
坂本駅に停車中。
肥薩線はこのような木造駅舎が多く、大切に維持管理されているようだ。
終点の人吉駅に到着すると、SL人吉が入線してきた。
人の映り込みようから人気のほどが伺えるだろう。
そんなSLを尻目に、私が乗るのはこちら。
くま川鉄道のミュージアムトレイン(観光列車)、KUMA1・2。
当初は一般車のKT-203・103であった。2009年、JR九州の車両デザインを広く担当していることで知られる水戸岡鋭治氏のデザインにより、それぞれ「KUMA1・2」として沿線風景をイメージした車両へと改造された(参照:
ミュージアムトレイン KUMA1 KUMA2 - くま川鉄道株式会社公式サイト、くま川鉄道KT-100形気動車 - Wikipedia)。乗車時は特別列車としてではなく、一般列車に混じって運行されていた。
ちなみに、この記事を投稿するほんのすこし前、2016年6月末を以って「KUMA」の運行は終了。2016年7月現在、先述の水戸岡氏によりデザインされたKT-500形「田園シンフォニー」がくま川鉄道の新たな観光列車(全席指定)として走っている(
参照:楽しい旅と企画列車 - くま川鉄道株式会社公式サイト)。
車両を見て回る。人吉方(後方)がKT-203「KUMA1」。
湯前方(前方)がKT-103(KUMA2)。
KUMA1の車内。沿線の植物などが展示されている。
KUMA1・2の連結部。
元両運転台の単行気動車であるため、運転台は存置されている。
KUMA2の車内。こちらもKUMA1とほぼ同様の内装。
先頭のKT-103(KUMA2)に乗車し、普通・湯前行13Dは発車。
九州自動車道の高架をくぐる。
木々の間の線路を走る。
この「KUMA」、乗降扉近くのロングシート部の窓の天地幅が半分程度に改造されており、外の景色がまるで横長の写真かなにかのように見える。
窓が切り取った木々と畑を見つつ、列車は湯前駅を目指す。
あさぎり駅に停車。
駅長氏とみられる方が改札前のホームに。
田園地帯をゆく。
その5へ続く。
[
春の九州鈍行旅2012 記事一覧はこちら]