2016年3月26日のJRダイヤ改正に伴い、北海道新幹線の新青森~新函館北斗間開業という一大イベントがあった裏で、営業を終える駅たちがあった。
これから数回に渡って、その駅に関係する乗車券と、訪問済みの駅についてはそれらの駅について軽く紹介したい。
今回紹介するのは、JR石北本線
上白滝駅、
旧白滝駅、下白滝駅、
金華駅の4駅。
上白滝駅(石北本線)
北海道遠軽郡遠軽町、旧白滝村に位置する駅。
上白滝→白滝・片道乗車券(旭川駅指定席券売機発行・小児券)
領収書。
上白滝駅へは2015年9月に最後のお別れを兼ねて訪問した。
1日1往復しかない時刻表。
秘境駅としてその名が知れた上白滝駅も、利用者僅少により廃止に。
旧白滝駅・下白滝駅(JR石北本線)
こちらも北海道遠軽郡遠軽町、旧白滝村に位置する駅。
2001年に廃止となった奥白滝駅、先述の上白滝駅、白滝駅とあわせて、「白滝5兄弟」などとファンに呼ばれることもあったこの駅たち。2016年春、ついに一人っ子になってしまった。
旧白滝→下白滝・片道乗車券(旭川駅指定席券売機発行・小児券)
領収書。
旭川行普通列車の車内から見た旧白滝駅の駅舎(
2011/9/14撮影)。
土盛りのホームに木造待合室が建っているだけのシンプルな駅であった。
下白滝駅の駅舎(
2011/9/14撮影)。こちらも同じ旭川行普通列車の車内から見ている。
かつては駅員が常駐していたであろうとみられる規模の木造駅舎であった。
金華駅(JR石北本線)
北海道北見市、旧留辺蘂町にある駅。常紋トンネルの南側、峠に挑む直前の山中の駅である。
金華→留辺蘂・片道乗車券(旭川駅指定席券売機発行・小児券)
本来の隣駅は西留辺蘂だが、何故か留辺蘂までで買ってしまった。
領収書。
金華駅も、2015年9月に最後のお別れとして訪問済み。
駅前の集落はほぼ廃集落に近い有様であった。
駅舎のホーム側に掲げられた、常紋トンネル工事殉難者追悼碑の案内(
2011/9/14撮影)。
常紋トンネルはその建設にあたりタコ部屋労働者が酷使されたという。また、それによる怪談も知られており、トンネルの南側坑口に位置する常紋信号場では度々怪奇現象があったとも。
その2へ続く。