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切符、食、時々長旅。@忍者ブログ

切符レポや旅行記を中心とした、切符、食、時々長旅。(http://arthur8.yamagomori.com/)のサブページ的ブログ。週1回程度のペースで更新。

常備軟券乗車券(190円区間・JR信濃境駅発売)

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常備軟券乗車券(190円区間・JR信濃境駅発売)

前回に引き続き中央本線の切符シリーズ。
今回はJR中央本線信濃境駅にて発売の常備軟券乗車券を紹介。

信濃境駅190円区間の大人券、表面。
信濃境駅190円区間(常備軟券)

裏面は無地。券番4197。
信濃境駅190円区間(常備軟券・裏面)


続いて小児券の表面。
小児運賃は90円。赤字の「小」の文字が地に入る。
信濃境駅190円区間(常備軟券小児券)

裏面、大人券と同じく無地。券番0416。
信濃境駅190円区間(常備軟券小児券・裏面)

大人券・小児券共に券売機券(エドモンソン券)と同じ大きさの575mm×300mmサイズ。地紋は桃色のJR標準のデザインにEの文字。簡易委託駅ではあるが改札業務を行わない無人駅であるため、駅名と発行駅の前に丸囲みの「ム」の文字が入る。

信濃境駅は長野県諏訪郡富士見町境にあるJR中央本線の駅(駅の情報(信濃境駅):JR東日本)。大まかな場所としては、山梨県の甲府から長野県の塩尻・松本方面へ向かう道中、清里高原方面への分岐駅である小淵沢駅を過ぎ、諏訪盆地より手前の段丘上にある駅である。
その名の通り、隣駅の小淵沢駅との間に旧信濃国と旧甲斐国の国境がある。

信濃境駅は中央本線(中央東線)において常備軟券を購入できる駅の一つとして切符収集家には知られている。しかし切符収集家諸氏のブログを拝見したところによれば、委託者が複数人で持ち回りで出札業務に就いており、乗車券の趣味購入の際、委託者によっては駅に備え付けの発行機から乗車駅証明書を取って車内あるいは下車駅で精算するよう言われてしまう例もあるという。今回はたまたま運良く趣味発券をしてくださったのだと思われるが、委託者によってはなかなか趣味購入が叶わないことがあるかもしれないというのはご承知いただきたい。

これらの乗車券は、前回紹介した諏訪湖新作花火往復乗車券と同じく、県道巡りを目的として信濃境駅を訪問中であった知人に頼み購入してもらったものである。
この信濃境駅前から延びる県道に、山々に囲まれた農村地帯を釜無川沿いの国道20号甲州街道まで下る長野県道195号信濃境停車場線という道路がある。ここを訪問するのもその県道巡りの一つであったとのことで、こちらのレポート(蒼の街道 - Pima氏HP)を見ていただければ、段丘上にある信濃境駅の雰囲気が分かっていただけるのではないかと思う。
最後に、山登りじみた県道巡りの道中で無理な願いを聞いてくれた知人には、往復乗車券の件も含めて改めて感謝の言葉を贈りたいと思う。

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