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切符、食、時々長旅。@忍者ブログ

切符レポや旅行記を中心とした、切符、食、時々長旅。(http://arthur8.yamagomori.com/)のサブページ的ブログ。週1回程度のペースで更新。

空知駅巡り乗り鉄2015(その1:旭川→富良野→芦別)

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空知駅巡り乗り鉄2015(その1:旭川→富良野→芦別)

[空知駅巡り乗り鉄2015 記事一覧はこちら]
2015年の夏頃になり、JR北海道が合理化のための駅窓口の閉鎖や廃駅を行うという情報が報道等で噂されるようになった。
その中には上幌向、奈井江、赤平、芦別、清水沢、鷲別など道央の駅も数多くリストアップされていた。地元旭川からは比較的近場ということでこれまで訪問をしていなかったのだが、中には2015年10月には窓口閉鎖がなされる駅もあるとの情報があり、入場券収集家としては気が気でない状況に。

という訳で18きっぷシーズン真っ只中の2015年8月1日。
こんな曇り空の中、富良野線の富良野行き普通列車・721Dに乗車。



6:23、美瑛駅停車。ここで4両のうち後ろ3両を切り離す。


7:08、終点の富良野駅に到着。乗車列車はキハ150-7。


改札へ向かう。


待合室。2010年の春に来た時以来だ。KIOSKも健在でなにより。
大きな荷物を持った外国人観光地が目につく。さすが一大観光地の富良野である。


ここの駅そば屋も健在。かけそば・うどん350円。


駅前の様子。相変わらず天気が悪い。


駅舎も昔と変わっていない。


ここで券売機券を購入。
富良野駅は硬券入場券(普通・観光の2種類)の発売もあるが、160円時代に購入済みであるので今回はパス。
富良野駅入場券(券売機小児券)

次に乗るのは、3行目の7:39発滝川行普通列車だ。 


乗車列車がやってきた。
根室本線 滝川行 2424D キハ40 1755。


今回使用した青春18きっぷ。


車内の様子。外国人観光客がかなり多い。


7:39、発車。
富良野駅の滝川寄りにはJR貨物のコンテナ駅があり、フォークリフトが荷さばきしているところが見えた。もうそろそろ臨時貨物列車の時期だろうか。


空知川を渡る橋から、北の峰の富良野スキー場付近のホテル郡を望む。


8:11、芦別駅到着。
乗車列車と駅名票をともに。


まずはみどりの窓口へ。本日の閉鎖候補駅巡り1本目。


芦別駅マルス発行の普通入場券。
駅員さんが親切な方で、「記念になるでしょうから」とのことで改札印をいただいた。
閉鎖駅巡りで訪れた葬式まがいの客であるのが申し訳ないくらい。


改札口には改札係員が手で掛けるタイプの発車標。文字の少し古そうな感じがまた良い。


待合室。駅前から発車するバスの待合室にもなっている模様である。


駅舎を出ると、目の前に五重塔……を模した待合室。
かつて存在した北の京・芦別(管理人くらいの世代だとこの名前の印象だが、1970年の開業当時は芦別レジャーランドという名前であった)というレジャーランド施設の宣伝のためのものだろう。現在は宗教法人の手に渡り、宿泊施設等も営業していないとのこと。(参考:ライフステージホテル天都 - Wikipedia


駅前の光景。この天気でこの街の雰囲気は何とも言いがたい。


振り返って芦別駅舎。
駅舎右手にある跨線橋に上ってみる。


跨線橋から滝川方面を望む。
長い有効長と、左側に余るだだっ広い土地が、かつて石炭列車で繁盛していた頃を思わせる。


富良野方面。現在3番線まであり、全ての線路の出発信号機が点灯していることから待避は可能であると思われる。
出発信号機下から右手前に分岐する線路は、かつての側線跡だろうか。線路をオーバーヘッドする信号柱に側線用の信号機も付いていたのだろう。


先述の3番線、ホームからは線路1本分離れており、客扱いは出来なさそう。


駅前を出発し、少し国道沿いにあるバス停へと向かう。
今回は効率よく駅を巡るため、芦別~赤平で路線バスに乗車する計画を立てた。
駅前にもバスが見えるが、これは2008年に北海道中央バスが芦別市内線から撤退したのちに路線を引き受けた空知交通のバスだ(参考:空知交通 - Wikipedia)。


駅を出て数10mで国道との交差点がある。がしかしこの案内標識、未だ国道38号が健在である。
現在国道38号は芦別市街の東側を通る芦別バイパスを経由している。市内の旧国道は現在国道452号となったところが多く、この案内標識の区間もその例にもれず452号のはずなのだが、市道ということもあってかそのままの様子。


国道452号に出た。右手が芦別駅方面、奥が富良野方面。


「星の降る里 あしべつ」の銘が入ったマンホールが歩道上に。
「星の降る里」は「星が降るように美しい街」と「心のふる里」を掛けた言葉だそう。
88%を森林が占めるというその広大な市域を観光に生かそうという目的のもと設定されたキャッチフレーズのようだ。(参考:「星の降る里・芦別」とは - 北海道芦別市ホームページ


先程の交差点を手前側に進むと、「ホテルアシントン」というどっかで聞いたようなネーミングのホテル。
正面から覗くと1階部分は完全に物置や車庫として利用されている様子で、てっきり営業していないのかと思ってしまったが、掲示によるとフロントやホテル施設は上層階とのこと。
ホテルアシントン

そのホテルアシントンの前、国道452号沿いに銀行が立ち並ぶ一角。


そこに北海道中央バス芦別バス停がある。
中央バス芦別バス停

札幌行の高速ふらの号は1~2時間に1本あるが、これは東滝川までの区間乗車には利用できない。
という訳で次に乗るのは、土休日欄右列の8:45発の滝川ターミナル行。
中央バス芦別バス停

その2へ続く。

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