[
美瑛自転車日帰り旅2011 記事一覧はこちら]
その2の続き。
四季の塔を出て、町内を走っていたところこんなものを発見。49600型蒸気機関車。
説明板。大正9年(1920年)の製造である。
ナンバープレート。
説明板には「49600型」とあるが、これは9600形と呼ばれる蒸気機関車のうちの1両だ。
この9600形は総製造数が770両と記されているように非常に多い。こういった場合に車番を9601から順に付番すると、9699で数字が足りなくなってしまう。なので本来であれば「96100」等と付番すべき100両目に当たる機関車の番号を、「19600」のように本来の百の位を万の位に持ってくる付番方法が採られた。この付番法則でいくと、49600号機は9600形の400両目の機関車ということになるが、説明板には401番目とある。0起番、すなわち9600号機からの付番だったのだろうか?
炭水車。ここは石炭を入れておくスペースだが、勿論空っぽ。
車内の運転室。スリッパを履いて上がることができた。
中央にあるのは投炭口。
左側にはATS装置があった。時代的にATS-Sだろうか。
右側の助士席。
車外に出て、正面から。
SL見物の後、町内のセイコーマートに寄ったのち、丘陵地帯へ向かう。
国道237号沿い、この看板の交差点を富良野方面から来て左に曲がると観光地として有名な丘陵地帯、パッチワークの路へ。北西の丘展望公園、ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木などはこちら。
左折後。
小さな川を渡る。
坂を登ると、右手に十勝岳連峰が。
沿道のカルビーポテトの工場。ジャガイモの一大産地らしさがある。
丘を登ってやって来たのは、北西の丘展望公園。
我々はちょうど展望台に上っているところ。駐車場の周辺にトイレや土産物店、公園が広がる。
公園と大雪山連峰。
美瑛市街と十勝岳連峰。
ちょうどスカイマーク機が旭川空港への着陸体制に。
当時は旭川~成田便が1往復就航していたと記憶している。
北西の丘展望公園から数百m走ると、ケンとメリーの木。
その4へ続く。
[
美瑛自転車日帰り旅2011 記事一覧はこちら]