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切符、食、時々長旅。@忍者ブログ

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さよなら711系記念入場券(JR旭川駅発売)

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さよなら711系記念入場券(JR旭川駅発売)

去る2015年(平成27年)3月13日を以って、運行を終了したJR北海道の711系電車。

その引退を記念し、JR北海道から記念入場券・記念乗車券が発売された(「さよなら711系」記念企画の実施について(PDF) - JR北海道)。
引退から数週間が過ぎた4月。旭川駅のみどりの窓口を覗いてみたところ、在庫があったようなので購入。

表面。
170円のD形硬券入場券。旭川駅で発売されていたのは、「ありがとう711系道央縦横断号」をデザインしたもの。
なお、日付は引退日(ダイヤ改正日)の27.-3.14があらかじめ印刷されている。



裏面。
「ありがとう711系道央縦横断号」は、平成26年(2014年)10月5日に運行された団体臨時列車だ。
券番は1699。記念入場券は各駅毎に2000枚発売とのことなので、購入時点であと300枚の在庫があったようだ。有効期限は約6ヶ月の平成27年(2015年)9月30日までとなっている。


北海道の国鉄・JR初の「電車」として、1968年から道央を駆け抜けていた711系。
耐寒耐雪構造の利点を遺憾なく発揮し、厳冬期の運用も難なくこなしていた。
往時は急行にも充当され、本州以南の特急電車に匹敵する俊足さを見せていたという。

しかし、2ドア・デッキ付きの車内構造が災いし、JR化前後の札幌都市圏での乗客増加に対応することが難しくなってきた。

一部車両には先頭車のみ3ドア化の改造がなされたり、冷房の取り付けが行われたりもした。が、設備面で見劣りしていた711系は、後継の721系→731系→735・733系と新型電車が登場するに従い徐々にその数を減らしていった。第一線を退いた711系は、気づけば電化区間末端の岩見沢~旭川のローカル運用を担う存在となっていた。

そして2015年の春、快速エアポート向け733系3000番代の増備に伴い、721系の運用に余裕が生まれた。1980年に製造され、約35年ものあいだ道央で活躍した711系は、遂に引退のはこびとなった。

晩年は特急街道の函館本線で細々と仕事をこなす印象ではあったが、静粛ながらもスムーズに走るその姿は、国鉄交流電車、極寒地仕様電車のパイオニア的存在として、北海道の鉄道史に残るものであろう。

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